tohryufd’s diary

消防クリエイターとしての奮闘記

藤龍消防便り第24号

藤龍消防便り(とうりゅうしょうぼうだより)🚒第24号🚑2021年8月20日👨‍🚒

子供たちの夏休みも残りわずかとなりました👒🌞子供たちにとっては楽しいことだらけ。思い出をいっぱい作れる大切な時期です。その一方て、毎年、夏休み中の事故により、ケガをしたり、命を落とす子供が少なからずいます。とても悲しいことです😢今号ではそういった事故から子供たちを守るための注意点を語ります。
<火に関する事故🔥>
夏休みのイベントといえば、花火🎆バーベキュー🍖キャンプファイヤー🔥どれも子供たちだけではなく大人たちにとっても楽しみですよね☺️それと同時に火🔥を扱うことが多いため、取り扱いには細心の注意⚠️が必要となってきます。火を使うときには必ず責任の持てる大人の監視のうえでおこなってください☝️
⚠️絶対に子供たちだけで使わせないように⚠️子供は好奇心旺盛なので、自分でやりたがりがち。どうしても、やりたがる場合は大人が手解きをしながらおこなうようにしてください☝️万が一に備えて水を入れたバケツや消火器を必ず用意してください。もし、衣服などに火がついたらの対処法は「第22号」を参照頂ければ幸いです。熱傷(熱いものに誤って触れた場合)はいち早く患部を水(氷)で冷やす。症状が酷い場合は、「必ず」医療機関で適切な処置を受けてください。
火は生活するうえで便利でなくなてはならないもの。それと同時に扱い方を間違えると大変危険なものになることをしっかり心得てください。
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<水に関する事故🌊>
夏休み期間多くなるのが「水難」水に関する事故です。家族や友達との海水浴やプール🏊あるいは川辺でのバーベキュー🍖やキャンプ⛺暑い中、冷たい水に入ればさぞかし気持ちいいでしょう。でも、あまり開放的になりすぎると、取り返しの付かない大惨事になることを忘れてはいけません☝️特に子供たちは遊びに夢中になり、大人が想像付かない行動をしがち。ちょっと目を離したら、姿が見えなくなり、大人たちが慌てて探すというのをよく耳にします。火を扱う時同様、責任の持てる大人がちゃんと監視する。子供の人数が多ければ監視する大人を増やして、絶対に子供たちから目を離さないことです☝️海で泳ぐ時は海水浴場を利用する。海水浴場なら、、監視員やライフセーバーなどがいますし、警察官も巡回してるため、緊急時にも即座に対応してくれます。⚠️間違っても泳遊禁止の場所には行ってはなりません⚠️危険だから泳遊禁止になってるのです☝️万が一沖合いまで流されたり波に拐われたりしたり、目撃したら。近いにいる監視員やライフセーバー、警察官に知らせる。近くにいない場合は119番(消防)118番(海上保安庁)110番(警察)いずれかに「速やかに」通報してください📱⚠️絶対に自分で助けに行かないように⚠️泳ぎに自信があっても救助となれば話は別です。救助技術を身に付けてるプロでさえ一歩間違えれば命を落と(殉職)してしまうぐらい危険。大切な人が流されたり波に拐われたら助けに行きたい気持ちも分かりますが、自身が命を落としては元も子もありません。それに救助隊が到着して状況を伝える者がいなければ活動はより一層困難になります。救助活動が迅速に開始できるように自身は安全な場所で待機してください。お願いします。
河川での泳遊は突然深みにはまるので大変危険です。私の中学の友人が、1人で川で泳いでて、深みにはまり溺死してしまいました。彼とは時々ケンカをしましたがすぐに仲直りしてました。生まれが大阪だったため、大阪弁丸出しで面白いやつでした。生きていれば今でも時々会って美味しい酒でも飲めただろうと思うととても悔しいです😢皆さんにはこの友人のようにはなってほしくはありません。川で泳ぐことはしないでください。お願いします。監視員もいるプールは比較的安全に泳ぐことができますが、家庭で楽しめる子供用プールや前日の残り湯が貯まってる浴槽に入り遊んだ経験、ありませんか❓私もよく遊びました。時々友達が家に来て一緒に入ったり、私が友達の家に行き一緒に入ってもいました。そういうときは、「長湯」ならぬ「長プール」になり母親たちによく怒られてました😅一般のプールより浅いので気軽に子供たちを入れてる親御さんたち☝️浅いからといって安全ではありません。膝辺りの深さがあれば溺れることは十分あるのです。子供たちだけにしておくとふざけ合って顔などを水面に押し付けたりしてるうちに溺れかけることもあります☝️できるだけそばにいるか、こまめに様子を見に行くことをしてください☝️
「水」も「火」同様日常生活には欠かせないものと同時に扱い方を間違えると大変危険なものになることをしっかり心得てください。
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<交通事故🚗🚲>
子供たちの交通事故は、親御さんを含む保護者や周りの大人たちが日頃から交通ルールをしっかりきちんと教えたり、子供の行動パターンを認識していれば大抵は防げると私は考えています。子供は背が低いぶん、大人と違って視野が狭いのです。車が近くいても見えてない場合がありますし、1つのことに夢中になると周りの状況がつかめなくなります。このようなことを頭に入れておけば、運転中に子供の姿を見かければ、それ相応の走行ができます🚗それと同時に子供のに交通ルールやマナーも分かるように教えることが必要です。信号🚥の色の意味、道を渡るときは必ず横断歩道を使う。横断歩道で止まってくれた運転手さんにもお礼の意を表すこと、自転車🚲に乗るときも他の人たちにケガをさせてしまうようなことをしないなど「やるべきこと」と「やってはいけないこと」を根気強く優しく教えて上げてください☺️
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<おわりに>
今号は危険性の高い要素3つについて語りました。他にも危険要素はたくさんありますので追々語っていきます。いずれにしろ、大人が少し目を離したときに事故は起きます。子供たちを守るのは私たち大人の大切な義務です。他人の子供に注意をしづらい世の中ですが、勇気を持って注意する大人になりましょう。注意されたほうも、腹を立てずに「注意をしてくれてありがとう☺️」と素直に感謝できる世の中になってほしいものです。子供たちの夏休みもラストスパート💨宿題に追われてる子供たちもいるかと思いますが😁事故のない楽しい夏休みを過ごし、また元気に笑顔で「新学期」頑張ってください☺️ちなみに私は宿題は大嫌いでほとんどやらない子供でした。当然、新学期に学校に行って先生にこっぴどく叱られました😅そのときも「こんなに宿題出す先生も悪い☝️」と開き直るような「悪ガキ」でした。先生も最後には呆れてましたけどね😁さて、今号も最後までご愛読ありがとうございました☺️たくさんの「いいね👍」励みになります。。それではまた「次号」で☺️バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一