tohryufd’s diary

消防クリエイターとしての奮闘記

藤龍消防便り第14号

藤龍消防便り🚒第14号🚑2021年4月26日👨‍🚒

今から27年前、名古屋空港で航空機事故が発生してしまいました✈️「中華航空140便墜落事故」です。今号はこの事故について語ります☝️
<中華航空140便墜落事故とは>
1994年(平成6年)4月26日に発生した航空事故である。中正国際空港(現:台湾桃園国際空港)発名古屋空港(現:名古屋飛行場/通称:小牧空港)行きの中華航空140便(エアバスA300B4-622R、コールサイン:Dynasty 140)が名古屋空港への着陸進入中に墜落し、乗員乗客271人中264人が死亡した。(引用)
この事故の最大の原因はパイロットの操縦ミス。すなわち「ヒューマンエラー」😔防げたはずの事故だっただけに悔やんでも悔やみ切れません。

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<名古屋空港>
中部国際空港(セントレア)が出来るまで中部地方の空の玄関口。航空自衛隊も使用しています。現在は「県営名古屋空港」として、小型セスナ機やチャーター便の離着陸に使用されています。私も2001年に沖縄への家族旅行で利用しました🌴

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<空港消防>
空港消防の使命は、空港及びその周辺で万が一事故が発生した際、いち早く現場へ駆けつけ消火活動や救難活動を行い乗客、乗員が脱出・避難ができるように火勢を制圧し一人でも多くの人命を守ること。(一部引用)
<空港用化学消防車>
空港用化学消防車とは、航空事故に備えて空港に配備される化学消防車。大量の水槽と強力な放水の土台となる車両であるが、同時に広大な飛行場で速やかに展開する速力と高い不整地走行能力も求められる。(引用)
空港には航空機事故(火災)から乗員乗客を救う空港消防隊があります。もちろん、航空機の事故(火災)は大規模化するため、空港周辺の消防本部(消防局)も駆け付け空港消防隊と連携して活動をします。

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<おわりに>
飛行機の発明により、「空を飛ぶ」という人類の長年の夢が叶いました✨それと同時に人類は新たな危険性も生み出しました。飛行機は世界一安全な乗り物と言われています。これは厳しい訓練を受けたパイロットが操縦をし、毎日点検をしている優秀な整備士がいるからこそ☝️でも、人間は必ずミスをします。1つのミスが大きな事故につながって大惨事へと発展してしまいます。それは「消防」も同じ事。人命がかかる消防は絶対にミスは許されません。ミスをなくすにはお互いを支え合う「チームワーク」が必要不可欠。仲間を信じるからこそ、危険な職務を遂行できるのです。とはいえ、ミスをなくす事は残念ながら「無理」でしょう。ミスをしてもそのミスを補うだけの知識と技術も大切ですが、ミスをしたら素直に反省をし、二度と起こらないようにする事が一番大切だと思います。二度とこのような悲惨な航空機事故が発生しないように祈ります。今号もご愛読頂き誠にありがとうございました。いつものようにいいね👍やコメント、大変励みになります。。それではまた「次号」で。バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一