tohryufd’s diary

消防クリエイターとしての奮闘記

藤龍消防便り第25号

藤龍消防便り(とうりゅうしょうぼうだより)🚒第25号🚑2021年9月9日

今日9月9日は「救急の日」🚑消防の中でも出場回数が多いのがこの「救急」です。街中をサイレンを鳴らしながら緊急走行をする救急車をよく見かけるのではないでしょうか❓今号は「救急の日」にちなんだ話題です。
<救急の日とは>
救急医療や救急業務に対する正しい理解と認識を深め、かつ救急医療関係者の意識の高揚を図る目的で設けられています。(引用)
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<初の救急車>
世界で初めて救急車の役割を果たしたのは、ナポレオンが戦争で用いた馬車だったとされています。19世紀に入ると自動車が普及して、アメリカのシカゴで世界初の救急車が運用されました。日本では、昭和8年に横浜で初めての救急車が配置されました。その翌年には名古屋、さらに昭和11年には東京と京都で救急業務が開始されました。その後、救急車が全国的に普及するのは昭和38年以降のことです。この年、消防法が改正されて各自治体消防が救急業務を行なうようになったのです。(引用)
日本で初めての救急車は「キャデラック」だったと聞いています。当時はまだ救急か浸透していないため、救急要請はほとんどなかったそうです😅
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<救急隊員と救急救命士の違いとは>
救急隊員は、その他、救急車に同乗し、傷病者の気道確保や人工呼吸、止血、保温などの応急処置を行うことができますが、「救急救命士」は、同様の応急処置を行うことができることに加えて、専門的な医療知識や技術が必要な輸血や、器具を使用した気道の確保などの処置について、医師の指導のもと行うことができます。(引用)
救急救命士誕生に伴い、救急車は「運ぶ車」から「命を救う車」へと進歩したのは言うまでもありません。
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<救急車の有料化>
近年では救急要請の増加により救急業務はパンク寸前。本当に救急車が必要な時に対応出来なくなっているのも事実です。また救急車のと現場到着時間も年々遅くなっています。そろそろ、欧米同様、救急車の有料化も検討せざるを得ません。ただ、私はこの問題についてはまだまだ答えが見つかってません。皆さんはどう思いますか❓
<おわりに>
昨今のコロナ禍によりますます救急要請が増加しています。救急隊員の負担は想像を絶するもの。改めて救急車は正しく利用をしてください。そして、街中で緊急走行をしている救急車🚑(消防車🚒)を見かけたら、速やかに進路を譲ってくださいね☺️いつもご愛読頂きありがとうございます。たくさんの「いいね👍」本当に嬉しく励みになります。。それではまた「次号」で☺️バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一