tohryufd’s diary

消防クリエイターとしての奮闘記

藤龍消防便り第13号

藤龍消防便り🚒第13号🚑2021年4月23日👨‍🚒

実は今日4月23日は「消防車の日」だそうです。正直に言いますと私はこんな日がある事を知りませんでした💦仕事場の生活支援の職員から聞きました💧消防クリエイターの私とした事が大変お恥ずかしい限りです😅そこで改めて「消防車(救急車も含めて)」語ります☝️
<消防車の日とは>
1907年(明治40年)に株式会社モリタ(現 株式会社モリタホールディングス)が創立した日。安全な社会を築くために欠くことのできない消防車を生産し続けてきた誇りと信頼のひとつの証となる日(一部引用)
消防関係者ならず消防ファンならこの「モリタ」知らない方はいないと断言できるぐらいの消防車生産の老舗なのです。日本の消防車生産シェアはポンプ車は約50%、梯子車に至ってはほぼ100%なのです☝️この「モリタ」は画期的な車両も開発しています。MVF(ブーム付多目的ポンプ車)や消救車などがその代表です。次はこの2台について簡単に説明します。
<MVF(ブーム付多目的ポンプ車)>
タンク車(大型のポンプ車)の後方部にブームが付いた車両で梯子車が進入できない狭い路地の災害発生時にブームを伸ばし高所での消火や救助活動をします。また、ポンプ車としても利用できます。ブームの長さは13メートルと21メートルの2つのタイプがあります。トミカのミニカーにもなっているため見た事がある方や実際に持っている方もいるでしょう。ちなみに私も持っていて、今住んでいるグループホームの自室に置いてあります☺️「MVF」を初めて動画で見た時はトリハダものでした。これは間違いなく普及する車種です☝️ちなみに我が藤龍市消防本部も1台、南西出張所に配備予定です☺️

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<消救車>
消防車🚒の「消」と救急車🚑の「救」で「消救車」☝️その名のとおり消防車の機能と救急車の機能を合体させ、1台で2台分の働きをします。これもトミカのミニカーになりました。私も持っていて、今は実家に置いてあります。ただ、この「消救車」はまだまだ発展途上。元消防長と消救車の話題に触れた際、「消防車の機能と救急車の機能が中途半端で、現時点ではやはり消防車は消防車、救急車は救急車というふうに2台配備するほうがベストです。」とおっしゃってました。予算に余裕のある消防本部なら予備車両として配備しておくのもありかと思います(私個人の意見)☺️もう少し機能的に向上をすれば、出張所等にこれ1台を配備するという事も可能になります。そう言った意味では今後注目の車種である事は間違いありません。


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<おわりに> 
この他にも「モリタ」は近未来を想定した「林野火災用消防車」コンセプトカーなどを開発しています。


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今後も「モリタ」は様々な消防車の開発に力を注ぐでしょう。そう言う意味では、私も「消防クリエイター」としてどんどんアイデアを膨らませ、近い将来、モリタさんとのコラボが実現すればいいかなと思っています。本当はもう少し色々語るつもりでしたが、今月はちょっと個人的に予定(本日19時より講演会の講師、28日13時より地元消防本部への訪問等)がたてこんでいるため、また後日改めて今号の続きを語ります。いつもご愛読頂き誠にありがとうございます。「いいね👍」や「コメント」本当に励みになります。。それではまた「次号」で。バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一