tohryufd’s diary

消防クリエイターとしての奮闘記

消防クリエイター活動について

消防クリエイター活動について
<概要>
障がい者目線での防災防火についてや、避難所環境の向上改善を目的とした提案やアドバイスをする事により障がい者と健常者の共存を図る。
障がい者への偏見や誤解をなくし、「心のバリアフリー化」「ユニバーサルな環境づくり」を推進し、「災害大国」である日本を災害弱者(障がい者、高齢者、子供、女性、外国人等)が安心安全に暮らせる「防災大国」にしていく。
③消防救急活動に対しての理解や協力を求め、故意に緊急走行の妨害及び消防救急活動の妨害、119番へのいたずら電話や緊急性のない電話、救急車をタクシー代わりする等の不正利用、防火による人命や財産等の損害をもたらす行為をする者を1人でも多くなくす。
<活動内容>
フェイスブック内で「藤龍市消防本部(とうりゅうししょうぼうほんぶ)」を発足、現実とバーチャルをシンクロさせながらの面白く楽しみながらの防災防火の推進。
フェイスブックの投稿(月に数回「藤龍消防便り」の不定期配信等)、ブログの作成。
③「藤龍市消防本部」オリジナルグッズのプロデュース及び自主製作(将来的にはグッズ販売も視野)。
④藤龍市消防本部「初代消防長」として活動服(オリジナル)を着用しての広報活動、講演活動、体力強化や知識向上等の「自分磨き」及び地元を含む近隣の消防との積極的な交友を通しての情報交換。
⑤消防クリエイターとして、レゴブロックを使用してのオリジナルの消防車、救急車、消防庁舎の製作(将来的には個展開催も視野)。
<活動実績>
①2019年
6月9日「甲種防火管理者」資格取得。
9月15日「普通救命技能」認定。
10月13日「上級救命技能」認定。
②2020年
7月17日「岐阜新聞による消防クリエイター活動の取材」10月1日に記事が掲載。
9月9日「鎌田修広氏(消防メンタル、消防筋肉等の著者)との対談」10月28日、鎌田氏主催のオンラインセミナーで流すための消防クリエイターの紹介動画提供。
10月24日「まさはライブ200夜、コメント出演」でのユーチューブデビュー。
③2021年
4月23日「さわやか異業種交流会主催の講演会」(災害弱者について)の講師として80分スピーチ。
4月28日「各務原市消防本部訪問」文字盤寄贈のため横山元彦消防長(消防監)との面談。CCN(ケーブルテレビ局)が活動内容の取材のため自宅と消防本部での撮影(5月1日のエリアトピックスで放送)
岐阜新聞による消防本部での取材(近日記事として掲載)
その他活動進行中。
<今後の活動計画>
①AEDの改善(電極パッドのシートの粘着力、聴覚障がい者のための音声ガイド以外のガイド方法)をメーカーに呼び掛け、本当の意味での「誰でも簡単に使える(子供から高齢者、障がい者)物」にしていく。
障がい者を対象とした「救命講習」の開催模索計画。
③その他。
<夢>
障がい者と健常者の共存の向上。
②日本の「防災大国化」。
③消防を「SYOUBOU」万国共通語に。
④日本中、世界中に「防災防火の輪」を広める。
⑤その他。
障がいを持つ私が消防従事者として残りの人生を掛けて活動をしていきます。私の活動がもっと広まる事を願います。
藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一

藤龍消防便り第15号

藤龍消防便り🚒第15号🚑2021年5月1日👨‍🚒

さて、もう5月ですねぇ🎏私も2つの大仕事を終え、ホッと安堵をしています☺️ゴールデンウィーク中は仕事場もお休みのため、少しゆっくり過ごすつもりです。ただ、我々の仕事はいつなんどきなにが起こるか分かりません。常に緊張感を持ちつつ、めったにないまとまったお休み。普段ではできないことをするつもり。かといって外出はしません(連休中に出掛けてもどこもかしこも人👪人👪人👪です。)コロナ禍もなかなか終息の気配は見えてきません。感染等のリスクを考えてもたまには自室に籠るのもありだと思います☝️今回の「藤龍消防便り」は❓🤔❓🤔❓🤔何にしましょうかね・・・。たまには私の消防人生を振り返ってみるのもいいかもしれませんね☺️今回は幼少期を中心に語ります。
<原点>
私の家系には消防吏員を含む「消防関係者」はほぼ居ません(母方の親戚に1人だけ消防団の分団長をしていた程度)。どこをどう間違えたらこんな「消防バカ」が産まれてくるのでしょうかね🤔まあ・・・唯一考えるれるのは、高山(母方)の祖父の家の前に消防団の詰所があり、祖父が赤ん坊だった私をおんぶしてよく連れて行ってたそうです。たまに消防車が車庫から出ていると、一目散に連れて行ってたそうです。これが私の「消防人」としての原点なのでしょうかね❓🤔そういえば、父の同僚から貰ったはしご車のオモチャでよく遊んでいた事は、うっすら記憶に残ってます。物心付いた頃には、消防車、救急車、あとパトカーのミニカーだらけでしたね。おまけにサイレンが聞こえてるくると他の子が泣き出したのに対して喜んでた、逆にどんなに泣いてても、サイレンが聞こえたり、父が「あっ消防車だ🚒」と言うとピタッと泣き止んだそうです😅😅😅
<おわりに>
私は元々「岐南町」で暮らしていました。小学生になるのを機会に「各務原市」に引っ越してきました。岐南町の借家にいた頃、週に数回、母の運転する自転車🚲の前に座り買い物に行くのがすごく楽しみでした。スーパーに向かう途中に小さな消防署があり、消防車🚒と救急車🚑を見るとすごく嬉しかったのです☺️☺️☺️同時の車両はボンネット式のドアなしのタンク車🚒とライトバンの救急車🚑でした。ただ見つめるだけでしたが、「大きくなったら、これに乗って人を助ける」とずっと思っていました。遠回りはしましたが、今ようやく消防に携わる仕事が出来ている事に改めて「諦めないで良かった」と思うとねえ、じーんとなり熱いものがこみ上げてきます。

f:id:tohryufd:20210501095403j:image

f:id:tohryufd:20210501095423j:image
今回はちょっとだらだらトークになってしまいましたが、いかがでしたか❓たまにはだらだらトークもしていくつもりです。毎回たくさんの「いいね👍」頂き誠にありがとうございます。大変励みになります。。コメントももう少しあればとても嬉しいです🎵😍🎵それではまた「次号」で。バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一

藤龍消防便り第14号

藤龍消防便り🚒第14号🚑2021年4月26日👨‍🚒

今から27年前、名古屋空港で航空機事故が発生してしまいました✈️「中華航空140便墜落事故」です。今号はこの事故について語ります☝️
<中華航空140便墜落事故とは>
1994年(平成6年)4月26日に発生した航空事故である。中正国際空港(現:台湾桃園国際空港)発名古屋空港(現:名古屋飛行場/通称:小牧空港)行きの中華航空140便(エアバスA300B4-622R、コールサイン:Dynasty 140)が名古屋空港への着陸進入中に墜落し、乗員乗客271人中264人が死亡した。(引用)
この事故の最大の原因はパイロットの操縦ミス。すなわち「ヒューマンエラー」😔防げたはずの事故だっただけに悔やんでも悔やみ切れません。

f:id:tohryufd:20210426091226j:image

<名古屋空港>
中部国際空港(セントレア)が出来るまで中部地方の空の玄関口。航空自衛隊も使用しています。現在は「県営名古屋空港」として、小型セスナ機やチャーター便の離着陸に使用されています。私も2001年に沖縄への家族旅行で利用しました🌴

f:id:tohryufd:20210426091250j:image

<空港消防>
空港消防の使命は、空港及びその周辺で万が一事故が発生した際、いち早く現場へ駆けつけ消火活動や救難活動を行い乗客、乗員が脱出・避難ができるように火勢を制圧し一人でも多くの人命を守ること。(一部引用)
<空港用化学消防車>
空港用化学消防車とは、航空事故に備えて空港に配備される化学消防車。大量の水槽と強力な放水の土台となる車両であるが、同時に広大な飛行場で速やかに展開する速力と高い不整地走行能力も求められる。(引用)
空港には航空機事故(火災)から乗員乗客を救う空港消防隊があります。もちろん、航空機の事故(火災)は大規模化するため、空港周辺の消防本部(消防局)も駆け付け空港消防隊と連携して活動をします。

f:id:tohryufd:20210426091353j:image

<おわりに>
飛行機の発明により、「空を飛ぶ」という人類の長年の夢が叶いました✨それと同時に人類は新たな危険性も生み出しました。飛行機は世界一安全な乗り物と言われています。これは厳しい訓練を受けたパイロットが操縦をし、毎日点検をしている優秀な整備士がいるからこそ☝️でも、人間は必ずミスをします。1つのミスが大きな事故につながって大惨事へと発展してしまいます。それは「消防」も同じ事。人命がかかる消防は絶対にミスは許されません。ミスをなくすにはお互いを支え合う「チームワーク」が必要不可欠。仲間を信じるからこそ、危険な職務を遂行できるのです。とはいえ、ミスをなくす事は残念ながら「無理」でしょう。ミスをしてもそのミスを補うだけの知識と技術も大切ですが、ミスをしたら素直に反省をし、二度と起こらないようにする事が一番大切だと思います。二度とこのような悲惨な航空機事故が発生しないように祈ります。今号もご愛読頂き誠にありがとうございました。いつものようにいいね👍やコメント、大変励みになります。。それではまた「次号」で。バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一

藤龍消防便り第13号

藤龍消防便り🚒第13号🚑2021年4月23日👨‍🚒

実は今日4月23日は「消防車の日」だそうです。正直に言いますと私はこんな日がある事を知りませんでした💦仕事場の生活支援の職員から聞きました💧消防クリエイターの私とした事が大変お恥ずかしい限りです😅そこで改めて「消防車(救急車も含めて)」語ります☝️
<消防車の日とは>
1907年(明治40年)に株式会社モリタ(現 株式会社モリタホールディングス)が創立した日。安全な社会を築くために欠くことのできない消防車を生産し続けてきた誇りと信頼のひとつの証となる日(一部引用)
消防関係者ならず消防ファンならこの「モリタ」知らない方はいないと断言できるぐらいの消防車生産の老舗なのです。日本の消防車生産シェアはポンプ車は約50%、梯子車に至ってはほぼ100%なのです☝️この「モリタ」は画期的な車両も開発しています。MVF(ブーム付多目的ポンプ車)や消救車などがその代表です。次はこの2台について簡単に説明します。
<MVF(ブーム付多目的ポンプ車)>
タンク車(大型のポンプ車)の後方部にブームが付いた車両で梯子車が進入できない狭い路地の災害発生時にブームを伸ばし高所での消火や救助活動をします。また、ポンプ車としても利用できます。ブームの長さは13メートルと21メートルの2つのタイプがあります。トミカのミニカーにもなっているため見た事がある方や実際に持っている方もいるでしょう。ちなみに私も持っていて、今住んでいるグループホームの自室に置いてあります☺️「MVF」を初めて動画で見た時はトリハダものでした。これは間違いなく普及する車種です☝️ちなみに我が藤龍市消防本部も1台、南西出張所に配備予定です☺️

f:id:tohryufd:20210423100157j:image

<消救車>
消防車🚒の「消」と救急車🚑の「救」で「消救車」☝️その名のとおり消防車の機能と救急車の機能を合体させ、1台で2台分の働きをします。これもトミカのミニカーになりました。私も持っていて、今は実家に置いてあります。ただ、この「消救車」はまだまだ発展途上。元消防長と消救車の話題に触れた際、「消防車の機能と救急車の機能が中途半端で、現時点ではやはり消防車は消防車、救急車は救急車というふうに2台配備するほうがベストです。」とおっしゃってました。予算に余裕のある消防本部なら予備車両として配備しておくのもありかと思います(私個人の意見)☺️もう少し機能的に向上をすれば、出張所等にこれ1台を配備するという事も可能になります。そう言った意味では今後注目の車種である事は間違いありません。


f:id:tohryufd:20210423100331j:image

<おわりに> 
この他にも「モリタ」は近未来を想定した「林野火災用消防車」コンセプトカーなどを開発しています。


f:id:tohryufd:20210423100431j:image

今後も「モリタ」は様々な消防車の開発に力を注ぐでしょう。そう言う意味では、私も「消防クリエイター」としてどんどんアイデアを膨らませ、近い将来、モリタさんとのコラボが実現すればいいかなと思っています。本当はもう少し色々語るつもりでしたが、今月はちょっと個人的に予定(本日19時より講演会の講師、28日13時より地元消防本部への訪問等)がたてこんでいるため、また後日改めて今号の続きを語ります。いつもご愛読頂き誠にありがとうございます。「いいね👍」や「コメント」本当に励みになります。。それではまた「次号」で。バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一

藤龍消防便り第12号

藤龍消防便り🚒第12号🚑2021年4月14日👨‍🚒

皆さん、ご存じのように我が国は「地震大国」です。5年前の今日は「熊本地震」が発生した日。今号はこの「熊本地震」について語ります☝️
<熊本地震とは>
2016年4月14日21時26分以降に熊本県大分県で相次いで発生した地震気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測する地震が4月14日夜および4月16日未明に発生したほか、最大震度が6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生している。
場所: 熊本県 益城町
被害地域: 熊本県大分県長崎県を中心とする九州地方
震源の深さ: 12 km
死傷者数: 死者273人負傷者2809人(一部引用)
熊本地震の大きな特徴の一つに「震度7地震が2回きた」というのがあります。
<熊本城>
文化遺産であり熊本のシンボルの「熊本城」が甚大な被害を受けてしまいました🏯😢復興まで長い年月や莫大な費用を費やします。完全復活まではあと「18年」かかるとも言われています😔その頃、私は60代後半。消防クリエイターとして現役バリバリで「日本中」「世界中」を飛び回ってる事でしょうね☺️ぜひ、完全復活した熊本城を自分の目で見に行こうと思っています☺️コロナ禍真っ最中の今この時も復興が進められています。日本人はこれまで幾度の災害に対しても目を背けず復興に取り組んで来ました。技術力も著しく進歩しています。予定より早い完全復活も「夢ではない」と私は思います。

f:id:tohryufd:20210414113818j:image

f:id:tohryufd:20210414113851j:image

<緊急消防援助隊>
この「熊本地震」でも緊急消防援助隊として「東京消防庁ハイパーレスキュー」をはじめ、全国から多くの消防職員たちが駆け付けました🚒🚑🚒🚑🚒🚑🚒🚑🚒🚑阪神淡路大震災で被災した関西地区や、同じく東日本大震災で被災した東北地区からも数多くの消防職員が駆け付け支援活動を行いました。「自分たちも助けてもらったから今度は自分たちが助ける」と言った恩返し精神や「困っている時はお互い様」と言った助け合い精神。これぞまさしく「消防の姿」なのです。

f:id:tohryufd:20210414113914j:image

f:id:tohryufd:20210414113932j:image

<おわりに>
私の知人にも熊本出身の方がいらして、発生直後に少しお話を伺いました。その方は「実家は大丈夫でしたが、被災した親戚もいます」とおっしゃっていました。遠く離れた故郷が災害に見舞われるとご家族や友人の方々の安否で不安になり、生まれ育った場所の変わり果てた姿に動揺をし、かといってすぐには駆け付けられないもどかしさ、いろんな感情が駆け巡ります。被災は発生現場だけの事でなく遠くに移住して生活している方々にも及んでいる事を忘れてはいけません。さて、今回もご愛読頂き誠にありがとうございました。「いいね👍」や「コメント」は励みになります。。それではまた「次号」で。バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一

藤龍消防便り緊急号外

藤龍消防便り🚒🚨緊急号外🚨🚑2021年4月3日👨‍🚒


f:id:tohryufd:20210403213121j:image
⚠️最近、全国的に火災が多発しております⚠️私の住んでいる岐阜市でも多く発生(1日2件の時も度々)しております。そこで🚨緊急号外🚨を配信します。火災のしくみや予防法、火災発生時の対処法を簡単に語ります。
<火災のしくみ>
火災が起こる要素は、①可燃物がある事。②周囲に空気(酸素)がある事。③熱源がある事。この3つで火災が起きます。この3つの要素が1つでも欠ければ火災は起きません。
<予防法>
この3つの要素を踏まえて、①火気のそばに可燃物(燃えやすい物)を置かない。②火を扱ってる場合は火元から離れない(どうしても離れなければならない場合は周囲に一言伝える。誰も居ない場合は火を消す)。④子供に火の扱いをさせない。任せない。ライターやマッチなどは子供のてに届かない場所でしっかり管理する。⑤放火されないように可燃物を人目に付かない場所には置かない。などなどです。
<火災発生時の対処法>
それでも火災が起きた場合は、①速やかに119番に通報する(言葉や耳の不自由な方でもファックスやメールで通報できます。出来る限り通報を試みてください)。②周囲に火災発生を知らせる。③初期消火を試みる(危険な場合は速やかに避難を。基準は炎が天井付近に達してる場合は直ちに消火を諦めてください)。確実なのは「消火器」を使用する事。⚠️注意⚠️水での消火も効果的ですが、油火災はかえって火が広がり大変危険なため絶対にやめてください☝️

f:id:tohryufd:20210403213244j:image

初期消火に成功しても、消防には必ず通報をし、消防隊に本当に消えてるかを確認してもらってください☝️
<おわりに>
このように緊急性があると判断した場合には号外配信も致します。火災は防げる災害です。皆さんが1人1人の防火意識が向上すれば発生率が減少します。皆さん、改めて「火の用心」をお願いします。バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一

藤龍消防便り第11号

藤龍消防便り🚒第11号🚑2021年3月20日👨‍🚒

26年前の今日、阪神淡路大震災の衝撃が冷め止まぬ日本列島をまたもや震撼させた。世界初のバイオテロが首都東京で発生。「地下鉄サリン事件」です。今号は「地下鉄サリン事件」について語ります。
<地下鉄サリン事件とは>
1995年3月20日に東京都で発生した同時多発テロ事件である。警察庁による正式名称は、地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件。日本国外では「英: Tokyo Sarin Attack」と呼ばれることがある。世界でも稀に見る大都市圏における化学兵器を利用した無差別テロ事件であった。死亡者: 14人
負傷者: 約6,300人
動機: 教団への捜査の撹乱と首都圏の混乱
場所: 東京都
攻撃手段: 地下鉄の列車にサリンを撒くことによる化学テロ・宗教テロ(各引用)
f:id:tohryufd:20210320090610j:image
麻原彰晃(あさはらしょうこう)。本名松本智津夫元死刑囚率いるカルト教団オウム真理教」の犯行。何の罪ない人々を無差別に狙った卑劣なテロ行為に日本のみならず世界中が凍りつきました。
<サリンとは>
1938年にドイツで開発された有機リン系化合物。 極めて重篤な作用を持つ神経毒である。 化学物質としての正式名称は「イソプロピルメタンフルオロホスホネート」。 サリンという名称は開発者4名の名に由来している。 常温では無色無臭の液体ですが、気化したサリンは口や鼻、目、耳、皮膚などから吸収され、呼吸筋や心機能をマヒさせます。 吸うだけでなく、皮膚に触れるだけでも死に至る可能性があるのです。 (各引用)
<後遺症>
この事件の被害者は26年経った現在も様々な後遺症に苦しんでいます。指導者の麻原彰晃以下13名に死刑判決が下され、平成30年に全員の死刑が執行された。化学兵器を使った無差別テロに対して当時の「消防」はなすすべがありませんでした😔
<スーパーアンビュランス>
特殊救急車(スーパーアンビュランス)は、大規模災害で多数の傷病者が発生した場合に災害現場で応急救護所として活用する車両です。 左右に2mずつ拡張し40㎡の床面積を確保し、8床のベットを設定します。(引用)
このスーパーアンビュランスの初の出動がこの「地下鉄サリン事件」だったと思います。もし違ってたならコメントで教えて下さい☺️もちろん実物のスーパーアンビュランスはまだ見た事はありませんが、私の第一印象は「こんなにデカイ救急車必要なの🤔」でした。スーパーアンビュランスのファンの方には申し訳ないのですがただでさえ道端(路地)が狭い日本には大型救急車より、装備を最低限にした軽ワゴンタイプの救急車をもっと普及させるほうがいいと考えています。これは私個人の考えなのでご理解頂ければ幸いです🙏☺️

f:id:tohryufd:20210320090658j:image

<NBC特殊災害対応部隊>
地下鉄サリン事件」を機に「消防」もバイオテロ等に対応する装備とそれを扱う人材を迫られます。それが「NBC特殊災害対応部隊」です☝️
NBC災害対応 当部隊は、特殊災害対策車を中心とした10台の車両とロボット、総括部隊長以下47名で構成され、各種防護衣並びに測定資器材を装備して、様々なNBC災害に対応しています。(引用)
<NBC災害とは>
NBC災害とは核(nuclear)、生物(biological)、化学物質(chemical)による特殊災害のことを言います。(引用)
分かりやすくカタカナにします☺️
N(ニュークリア)核
B(バイオロジカル)生物
C(ケミカル)化学物質

f:id:tohryufd:20210320090744j:image
<おわりに>
今までになかった新しい形の「災害」が発生する度に消防力も進歩し続けています。ただ1つ残念な事は「進歩」 の裏には多くの被害や犠牲の上で成り立ってる事。なるべくなら被害や犠牲を生む前に先手先手で対策をして行けるといいのですが・・・。今後も新たな災害が発生するかと思います。これからも「消防」は人命を救うために進化し続けます。私も「消防クリエイター」として様々なアイデアを提供して行きます☺️今号もご愛読頂き誠にありがとうございます☺️皆さんの「いいね👍」やコメントが励みになります。。それではまた「次号」で。バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一