tohryufd’s diary

消防クリエイターとしての奮闘記

藤龍消防便り第18号

藤龍消防便り(とうりゅうしょうぼうだより)🚒第18号🚑2021年6月9日👨‍🚒

ちょうど2年前の今日(天皇皇后両陛下の御成婚記念日🎎)、私は「甲種防火管理者」と言う資格を取りました。皆さんの中にも持っている方もいらっしゃると思います。今号では「防火管理者」について語ります☺️
<防火管理者とは>
防火管理者は消防法に定める国家資格であり、その資格を有する者のうち防火対象物において防火上必要な業務を適切に遂行でき、従業員を管理・監督・統括できる地位にある者で、防火対象物の管理権原者から選任されて、その防火対象物の防火上の管理・予防・消防活動を行なう者を言う。 (引用)
防火管理者には「甲種」と「乙種」があります☺️
<甲種と乙種の違いとは>
違いは「対応する建物の規模」です。 ... 甲種は乙種が対応する規模の建物の防火管理者としても選任できます。 もし乙種の講習のみ修了していて、業務上で甲種該当の建物の防火管理者に選任される場合は、新たに甲種防火管理者講習の受講をして、効果測定試験(⭕❌問題)に合格する必要があります。(引用)
消防本部によっては「甲種」のみの実施のところもあります☝️ちなみに私の地元の各務原市消防本部は以前は、「甲種」「乙種」両方実施してましたが、現在は「甲種」のみの実施です☺️効果測定試験についても「⭕❌」のところと「選択」のところがあります。私が受けた岐阜市消防本部は「4択」で結構難しかった(落ちた方も居ました)です😅
<私の場合>
私がこの資格を知ったのは、消防の勉強をするために購入した著書「はじめての消防法」📖
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まずは元消防長に防火管理者の詳細を聞くためメールをしました📧その結果、講習を受ければ資格は取れますし、講習自体は講習内容が理解できれば誰でも受けれる。もし、本気で受けるのであれば、一度消防本部に行って自分で聞いてみる事をおすすめしますと言う事でした。それを踏まえて、生活支援の職員に相談をして、施設長、相談員とも相談の上、生活支援の職員同行で私の地元の消防本部に出向き、私の尊敬して目標としている方(元当直隊長)と予防課の担当者の方と4人で面談をし、後日改めて連絡が来ると言う運びになりました。1週間経たないうちに消防本部より、うちの本部の講習は受講して頂いても一向に構いません。人数制限があるためなるべく早くお申し込みしてくださいと連絡がありました。とりあえず第1段階は突破🎊次に付き添いの調整です。生活支援の職員、施設長、相談員、サビ管(サービス管理責任者)が、試行錯誤をしてくれました。その結果、私の地元の消防本部ではなく、グループホームのある市の消防本部に、生活支援の職員も一緒に講習を受けると言う形となりました。
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受講も2月から6月になりました。土日開催だったため、私も生活支援の職員も休日返上となりました(後日、2日分の代休はちゃんと頂けました)。ちなみに受講料は自腹。グループホームより請求が来てちゃんとお支払致しました😁
<おわりに>
私は将来、消防の仕事をするために資格を取りました。原則は事業主である管理権原者に選任された者が講習を受けるのが一般的です。私は「自主受講(好き好んで取る方はまず居ないと思います😅)」のため、受講料は全額負担になりました。私にとっては「普通運転免許」以外、初めての資格であり消防従事者としての「証」。有資格者として恥じない防火活動をしていきます。
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資格取得の際には、グループホームの職員の方々や岐阜市消防本部のご理解とご協力をたくさん頂きました。改めてこの場を借りて厚く御礼申し上げます🙇今号もご愛読頂きありがとうございます☺️たくさんの「いいね👍」励みになっております。。それでは皆さんまた「次号」で。バイバイ👋

藤龍市消防本部初代消防長
消防司令長
消防クリエイター
伊藤龍一